とかち‐いし【十勝石】
北海道十勝地方から産出する黒色で光沢の強い黒曜石。飾り石として利用。
とくやま‐いし【徳山石】
山口県周南市の黒髪島から産する花崗岩の石材名。国会議事堂に使われている。土木・墓石用材。黒髪石。
としゅ‐せき【吐酒石】
酒石酸の溶液に三酸化アンチモンを加えて作る、無色の粉末状の結晶。劇薬。かつては駆虫薬・催吐薬とされたが、副作用が強く、現在はほとんど用いられない。農薬・媒染剤・試薬などに使用。酒石酸カリウムアン...
とっこ‐いし【独鈷石】
東日本の縄文晩期の磨製石器。両端がとがり、中央に2か所、節があり、仏具の独鈷(とっこ)に似ているところからの名称。呪術・祭儀などに用いたとみられる。
とび‐いし【飛(び)石】
日本庭園の通路に、伝い歩くためにとびとびに置かれた平たい石。
とら‐が‐いし【虎が石】
神奈川県中郡大磯町の延台寺にある石。曽我祐成の愛人の遊女虎御前が化したもので、美男でなくては持ち上げられないと伝えられる。
とらふ‐いし【虎斑石】
虎の毛のような模様のある黄色の石英粗面岩。兵庫県豊岡市産の石材。かつては滋賀県高島産のものが、虎斑石硯(すずり)として著名であった。
とらめ‐いし【虎目石】
青石綿(クロシドライト)を石英で充塡(じゅうてん)または交代した鉱物。青色と黄褐色で絹糸光沢があり、磨くとトラの目のように見える。飾り石にする。虎眼石(こがんせき)。タイガーアイ。
トルコ‐いし【トルコ石】
銅・アルミニウムの燐酸塩(りんさんえん)鉱物。空色ないし青緑色を呈する。三斜晶系。飾り石にする。ターコイズ。トルコ玉。
トロナ‐こうせき【トロナ鉱石】
⇒トロナ