ばん‐じゃく【磐石/盤石】
1 重く大きな石。いわお。 2 堅固でしっかりしていてびくともしないこと。「—の基礎を築く」「—の地位」
ばん‐せき【磐石】
「ばんじゃく(磐石)」に同じ。「宗社を鞏固にして、—の計を為したまえり」〈露伴・運命〉
ひうち‐いし【火打ち石/燧石】
玉髄に似た石英の一種。緻密(ちみつ)で硬く、灰色や黒色のものが多い。火打ち金と打ち合わせて発火させ、火打ち道具として用いた。フリント。
ひすい‐きせき【翡翠輝石】
輝石の一種。ナトリウム・アルミニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。色は白・緑・紫などで半透明。単斜晶系。低温高圧の変成作用を受けてできた結晶片岩などに含まれる。ジェダイト。ジェイダイト。
ひ‐せき【砒石】
砒素を含む有毒の鉱物。砒霜石。
ひ‐せき【碑石】
1 石碑の材料とする石。 2 石碑。いしぶみ。
ひそう‐せき【砒霜石】
「砒石(ひせき)」に同じ。
ひびき‐いし【響き石】
⇒鸚鵡石(おうむいし)1
ひゃくど‐いし【百度石】
百度参りをする際の標識として設けられている石。
ひょうしゅう‐せき【氷州石】
方解石の無色透明なもの。氷州(アイスランド)で良質のものが産出され、ニコルプリズムに用いられた。