いちじ‐エネルギー【一次エネルギー】
自然から採取されたままの物質を源としたエネルギー。石炭・石油・天然ガス・水力・原子力など。→二次エネルギー
いちじ‐じしゃく【一時磁石】
電磁石など、磁場の中にある間だけ磁石となり、磁場を離れると磁気を失う磁性体。→永久磁石
いち‐じつ【一日】
1 月の第1日。ついたち。「七月—」 2 一つの日数。いちにち。「彼は—も早く父に逢って話をしたかった」〈漱石・それから〉 3 ある日。いちにち。「秋の—、古都を歩く」
いちじ‐どうくつ【一次洞窟】
周囲の岩石と同時に形成される洞窟。溶岩流が冷却するときにできる溶岩洞窟など。→二次洞窟
いち‐にん【一人】
1 ひとり。ひとりの人。「代助は人類の—として」〈漱石・それから〉 2 その土地や分野で第一であること。「十ヶ年立たぬうちに五千両の分限にさされ、—の才覚者といはれ」〈浮・永代蔵・二〉 3 右大...
いちまい‐かんばん【一枚看板】
《4が原義》 1 その団体の大立て者。また、大ぜいのなかの中心人物。「劇団の—」 2 人に誇ることができる、ただ一つのもの。「纔(わず)かに実直という点を—にして」〈里見弴・今年竹〉 3 その着...
いちまつ‐もよう【市松模様】
碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様。江戸中期、歌舞伎俳優佐野川市松がこの模様の袴(はかま)を用いたことに始まるという。石畳(いしだたみ)。霰(あられ)。市松文様。いちまつ。
いち‐もく【一目】
[名](スル) 1 ただちょっと見ること。一見。「—して状況を把握する」 2 ひとめに見渡すこと。一望。「洛陽の平原は—の中に落ちて」〈蘆花・思出の記〉 3 碁盤上の一つの目。また、1個の碁石。...
一目(いちもく)置(お)・く
《囲碁で弱い者が先に一つ石を置いて勝負を始めるところから》自分より相手が優れていることを認め、一歩を譲る。強めて「一目も二目も置く」ともいう。「だれもが—・く人物」
いちや‐じょう【一夜城】
豊臣秀吉が小田原城を攻める時に一夜で築いたという、箱根石垣山の城。