イポトン‐どおり【イポトン通り】
《Ippoton/Ιπποτών》ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶロードス島の都市ロードスの旧市街にある石畳の通り。ギリシャ語で「騎士団の通り」を意味する。14世紀に聖ヨハネ騎士団の城塞都市として...
いまち‐づき【居待(ち)月】
《やや遅く出るので座って待つ月の意》 [名]陰暦18日の月。特に、陰暦8月18日の月。居待ちの月。《季 秋》「わが影の築地にひたと—/立子」→立ち待ち月 →寝待ち月
[枕]居待ち月が明るいと...
いまど‐やき【今戸焼】
1 今戸で産した焼き物。天正年間(1573〜1592)に始まるといわれ、素焼きを主とし、日用雑器・瓦や人形などの玩具も作った。 2 《今戸人形の顔から》不器量のたとえ。「自分の面(つら)あ—の狸...
いまり【伊万里】
佐賀県西部の市。伊万里湾に臨み、伊万里焼や石炭の積み出し港、漁港として発展。人口5.7万(2010)。
「伊万里焼」の略。
イマーム‐モスク
《Masjed-e Emām》イラン中部の都市イスファハーンにあるイスラム寺院。1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されたイマーム広場の南側に面する。イラン革命以前の旧称はシャーモスクまたはマ...
いみん‐がか【遺民画家】
中国で、滅んだ前王朝への忠節の心を表現する画家。宋末元初の銭選(せんせん)・鄭思肖(ていししょう)・龔開(きょうかい)、清初の八大山人・石濤(せきとう)などがその代表。
イムナイドラ‐しんでん【イムナイドラ神殿】
《Mnajdra》地中海中央部の島国、マルタ共和国にある先史時代の巨石神殿。マルタ島南岸、海を望む丘の上に位置し、約500メートル離れた場所にハジャーイム神殿がある。紀元前3600年から3200...
いも【妹】
1 男が女を親しんでいう語。主として妻・恋人をさす。⇔兄(せ)。「秋さらば見つつ偲(しの)へと—が殖ゑし屋前(やど)の石竹(なでしこ)咲きにけるかも」〈万・四六四〉 2 男の側から姉または妹をよ...
いも‐つぎ【芋継ぎ】
1 煉瓦(れんが)積みや石積みなどで、縦の継ぎ目が一直線になるもの。崩れやすいので嫌われる。芋目地(いもめじ)。 2 一方の木材に枘(ほぞ)を作り、他方の木材に枘穴を作ってはめ込む継ぎ手。
いよ‐すだれ【伊予簾】
1 伊予国上浮穴(かみうけな)郡露峰(つゆのみね)産の篠竹(しのだけ)で編んだ上等のすだれ。いよす。 2 名物の古瀬戸茶入れの銘。小堀遠州の命名による。 3 名物切の名。緞子(どんす)で、細かい...