いさ‐ご【砂/沙/砂子】
《「石子」の意》石のごく細かいもの。すな。「浜の—は金銀の」〈謡・鶴亀〉
きら‐すなご【雲母砂子】
雲母(うんも)を微細な粉にしたもの。料紙や色紙などの装飾に用いる。
きん‐すなご【金砂子】
金箔(きんぱく)を粉にしたもの。絵画・蒔絵(まきえ)・ふすま地などに用いる。金粉。金砂(きんしゃ)。
ぎん‐すなご【銀砂子】
銀箔(ぎんぱく)を粉にしたもの。絵画・蒔絵(まきえ)・ふすま地などに用いる。銀粉。銀砂(ぎんしゃ)。
すな‐ご【砂子】
1 砂。いさご。まさご。 2 金銀の箔を細かい粉にしたもの。蒔絵(まきえ)・色紙(しきし)・襖紙(ふすまがみ)などの装飾に用いる。
たか‐すなご【高砂/高砂子】
小高く盛り上がった砂地。
まき‐すなご【蒔き砂子】
絵画・工芸品などで、金銀の粉をまきつけたもの。