あお‐と【青砥】
色が青く、きめの細かい粘板岩で作った砥石(といし)。中研ぎに用いる。
あまくさ‐ど【天草砥】
熊本県天草に産する上質の砥石(といし)。
あら‐と【粗砥/荒砥】
きめの粗い砥石(といし)。刃物などの粗研ぎに用いる。→中砥(なかと) →仕上げ砥(と)
あわせ‐ど【合(わ)せ砥】
1 粗研ぎのあとの仕上げに使う、質が密で硬い砥石(といし)。 2 砥石の凹凸をならしたり、表面に付着したあぶらを取ったりするのに使う粘板岩の小さな石。
いよ‐と【伊予砥】
伊予国から産した砥石。白色で質が軟らかく、刀剣をとぐのに適する。
かわ‐と【革砥】
かみそりなどの刃物を研ぐのに用いる帯状の革。とぎかわ。
しあげ‐と【仕上げ砥】
刃物を研ぐとき、仕上げに用いる砥石(といし)。質の細かくて滑らかな粘板岩で作る。真砥(まと)。しあげど。→粗砥(あらと) →中砥(なかと)
しら‐と【白砥】
白色の砥石(といし)。粗砥(あらと)と合わせ砥の間に用いる。愛媛県宇和島の特産。伊予砥。
つしま‐ど【対馬砥】
対馬から産出する砥石(といし)。かみそりの研ぎ出しなどに用いる。
と【砥】
砥石(といし)。