いおう‐とりしま【硫黄鳥島】
沖縄県の最北端にある火山島。鹿児島県徳之島の西方約60キロに位置し、かつて硫黄の採掘が行われた。鳥島。
いおう‐れっとう【硫黄列島】
小笠原諸島の南西にある列島。北硫黄島・中硫黄島(硫黄島)・南硫黄島からなる。東京都に属し、硫黄・サトウキビを産出。火山列島。 [補説]北硫黄島と南硫黄島は、平成23年(2011)「小笠原諸島」の...
ゆおう【硫黄】
《「ゆあわ(湯泡)」の音変化か》「いおう」に同じ。〈和名抄〉
りゅう【硫】
[常用漢字] [音]リュウ(リウ)(漢) 1 鉱物の一。いおう。「硫酸・硫化水素」 2 「硫酸」の略。「硫安」 [難読]硫黄(いおう)
りゅう‐あん【硫安】
硫酸アンモニウムの通称。
りゅう‐か【硫化】
[名](スル) 1 硫黄(いおう)と化合すること。また、硫黄との化合物であること。 2 ⇒加硫(かりゅう)
りゅうか‐あえん【硫化亜鉛】
亜鉛の硫化物。白色の固体。天然には閃(せん)亜鉛鉱として産する。白色顔料・蛍光体などに使用。化学式ZnS
りゅうか‐カドミウム【硫化カドミウム】
淡黄色ないし濃橙色の結晶性固体。天然には硫化カドミウム鉱として産する。水に不溶。黄色顔料カドミウムイエローとして用いられ、また光電導性があるため写真用露出計などに用いられる。化学式CdS
りゅうか‐カルシウム【硫化カルシウム】
カルシウムの硫化物。無色の等軸晶系。水に難溶。加水分解で硫化水素カルシウムと水酸化カルシウムを生じる。皮なめし、農業用殺虫剤として利用される。化学式CaS
りゅうか‐ぎん【硫化銀】
銀の硫化物。黒色の粉末。天然には輝銀鉱として産出。銀器の表面が黒変するのは、これが生ずることによる。化学式Ag2S