かくりつてき‐えいきょう【確率的影響】
放射線被曝が人体に及ぼす影響を分類する概念の一。放射線によって細胞内のDNAの一部が損傷し、がんや白血病などが発生する確率が放射線量に比例して増加する影響をさす。→確定的影響
かくりつ‐の‐かほうていり【確率の加法定理】
事象Aまたは事象Bが起こる確率P(A∪B)は、Aが起こる確率P(A)とBが起こる確率P(B)の和から、AとBがともに起こる確率P(A∩B)を引いたもので、P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A...
かくりつ‐の‐じょうほうていり【確率の乗法定理】
事象Aが起こり、続いて事象Bが起こる確率Pは、Aが起こる確率と、Aが起こったという条件のもとでBが起こる確率の積で求められる。これは、P(A∩B)=P(A)P(B|A)という式で表される。例えば...
かくりつ‐の‐せきのほうそく【確率の積の法則】
⇒確率の乗法定理
かくりつ‐の‐わのほうそく【確率の和の法則】
⇒確率の加法定理
かくりつ‐びぶんほうていしき【確率微分方程式】
時間の経過とともにランダムに変動する量(確率過程)を扱う微分方程式。ブラウン運動における粒子の運動の記述、金融工学分野の株価やデリバティブの価格付けなどに用いられる。
かくりつ‐ぶんぷ【確率分布】
確率変数のとる値に対し、その値をとる確率の分布状態。
かくりつ‐へんすう【確率変数】
試行ごとにある確率をもって定まる量。二つのさいころを振る試行で出た目の和のような量。
かくりつ‐よほう【確率予報】
予想した天気の状態がどのくらいの確率で現れるかの予報。現在は、降水確率予報が行われている。
かくりつ‐ろん【確率論】
偶然事象に関して、その起こる確率の理論と応用を研究する数学の一部門。公算論。