あかいわ【赤磐】
岡山県中東部にある市。モモ・ブドウの果樹栽培が盛ん。南西隣の岡山市のベッドタウン化が進む。平成17年(2005)3月に山陽町、赤坂町、熊山町、吉井町が合併して成立。人口4.3万(2010)。
いわ【岩/巌/磐】
1 地殻を形づくっている堅い物質。 2 石の大きなもの。岩石。いわお。「一念—をも通す」 3 (「錘」「沈子」とも書く) ㋐漁網を沈めるためにつけるおもり。 ㋑船のいかり。「—下ろすかたこそなけ...
かきわ【堅磐】
かたくしっかりとした岩。「常磐(ときは)に—に動かず坐(ま)さむ」〈記・上〉 [補説]多くは、「ときわかきわ(常磐堅磐)」と熟して、永久に変わらないことを祝っていう。
じょう‐ばん【常磐】
常陸(ひたち)国と磐城(いわき)国の併称。 福島県南東部の旧市名。常磐炭田の中心であった。昭和41年(1966)いわき市に合併。→いわき
たま‐がしわ【玉堅磐】
《「かしわ」は「かたしわ(堅磐)」の略》堅い岩の美称。「難波江の藻にうづもるる—顕はれてだに人を恋ひばや」〈千載・恋一〉
ときわ【常磐/常盤】
[名・形動ナリ]《「とこいわ」の音変化》 1 常に変わらない岩。「皆人の命も我もみ吉野の滝の—の常ならぬかも」〈万・九二二〉 2 永久に変わらないこと。また、そのさま。「大君は—にまさむ橘の殿の...
ときわ‐かきわ【常磐堅磐】
[名・形動ナリ]物事が永久不変であること。また、そのさま。とこしえに。「万代(よろずよ)をまつの尾山の陰茂み君をぞ祈る—に」〈新古今・賀〉
ばん【磐】
[人名用漢字] [音]バン(呉) [訓]いわ 1 平らで大きな岩。「磐石(ばんじゃく)/岩磐・落磐」 2 磐城(いわき)国。「磐州/常磐(じょうばん)」 [補説]1は「盤」と通用する。 [難読]...
らく‐ばん【落盤/落磐】
[名](スル)鉱山やトンネルで、坑内の天井や側面の岩石・土砂が崩れ落ちること。「—事故」