のうど‐かいほう【農奴解放】
農民を農奴の地位から解放し、自由民とすること。封建社会から近代社会への転換期に、各国で行われた。
のう‐のう
[副](スル)心配などがなくなって、ゆったりとした気分でいるさま。「—と暮らす」「十九の厄を免れて—した」〈魯庵・社会百面相〉
のうみん‐いっき【農民一揆】
封建社会において、農民が領主に対して起こした反抗運動。日本では中世に土一揆(つちいっき)・徳政一揆、近世に百姓一揆としてあらわれた。
のうみん‐うんどう【農民運動】
農民がみずからの経済的、社会的地位改善をめざして行う社会運動。主として大正時代以後の小作料の減免や耕作権の維持を求める闘争をいう。
のうみん‐くみあい【農民組合】
農民の社会的、経済的地位の向上・改善のために組織された組合。明治初期の小作人組合から始まり、大正11年(1922)日本で最初の全国組織である日本農民組合が結成された。→全日農(ぜんにちのう)
のうりょくこうちく‐しえん【能力構築支援】
組織や社会がその目標を達成するために必要な能力を構築する過程を他者が支援すること。特に、自衛隊が、人道支援、災害救助、地雷・不発弾処理などの分野で他国の能力構築を支援すること。キャパシティービル...
のこのこ‐さいさい
[副]「のこのこ」を強めていう語。「若い女の許(もと)へ臆面もなく—やって来るは」〈魯庵・社会百面相〉
のぞみなきにあらず【望みなきに非ず】
石川達三の小説。「読売新聞」に連載されたのち、昭和22年(1947)に刊行。元海軍軍人の主人公が、戦後の社会への適応に苦労する姿を描く。
のっ‐ぴき【退っ引き】
《「のきひき」の音変化》避けてしりぞくこと。のがれること。よけること。打消しの語を伴って用いる。「三千円とか五千円とかで—させず擒(とりこ)にしたのであると」〈魯庵・社会百面相〉
のも‐ひでお【野茂英雄】
[1968〜 ]プロ野球選手。大阪の生まれ。社会人野球を経て、平成元年(1989)近鉄バファローズ(オリックスの前身)に入団。1年目に最多勝・最多奪三振・最優秀防御率のタイトルを独占し、新人王・...