はみ‐だし【食み出し】
1 はみだすこと。はみだしたもの。「社会の—者」 2 「食み出し鍔(つば)」の略。
ハラ‐スルターン‐テッケ【Hala Sultan Tekke】
キプロスの都市ラルナカにあるイスラム教寺院。市街南西郊のラルナカ塩湖に面する。預言者ムハンマドの乳母ウム=ハラムがこの地で亡くなり、7世紀に霊廟が建てられたことに起源する。モスク、尖塔、墓所など...
腹(はら)は借(か)り物(もの)
母親の腹は一時の借り物で、生まれた子の貴賤は父親の身分によるという意。男尊女卑の封建社会で使われた言葉。
は‐りん【破倫】
人として守るべき道に背くこと。人倫にはずれること。「—不貞の曲者の消え失せたを」〈魯庵・社会百面相〉
はるのめざめ【春のめざめ】
《原題、(ドイツ)Frühlings Erwachen》ウェデキントの戯曲。3幕。1891年作。1906年初演。思春期の少年少女の性についての無知から起きた悲劇を描き、保守的な社会道徳を告発した。
はん【反】
[名] 1 ⇒反定立(はんていりつ) 2 「反切(はんせつ)」の略。
[接頭]名詞に付く。 1 それとは反対の、それに反対するの意を表す。「—体制」「—主流派」 2 それに合致しない、それに...
はん【班】
[名] 1 一つの集団を数人ずつに組み分けして、行動・作業を共にする小単位としたもの。「三つの—に分かれて討議する」「救護—」 2 仲間。「身は当世に蔑視せらるる三文文学者の—に列すれ共」〈魯...
はんあい‐しゅぎ【汎愛主義】
《(ドイツ)Philanthropinismus》18世紀の中ごろ、ルソーの影響を受けたドイツのJ=B=バセドーらが主唱した教育思想。実学主義に反対し、自然の自由や新鮮さを強調し、人類愛とともに...
はん‐えい【繁栄】
[名](スル)豊かにさかえること。さかえて発展すること。「社会の—」「子孫が—する」
はんおう‐こく【藩王国】
インド帝国で、英国に従属しつつ一定の自治・主権を認められた土着の封建領国。18世紀、ムガル帝国衰退期に勃興した地方領主が起源で、大小565か国が存在した。1947年、インド・パキスタンの分離独立...