しみっ‐た・れる
[動ラ下一]《「しみたれる」の促音添加》 1 物惜しみをする。けちけちする。「御祝儀にそう—・れた真似もできない」 2 こせこせする。卑しい考えを持つ。「—・れた根性」 3 服装などが、みすぼら...
しゅうぎ‐うた【祝儀歌/祝儀唄】
1 民謡で、祝いのときにうたわれる歌。嫁入り歌・長持歌・木遣り歌など。祝い歌。 2 芸妓(げいぎ)が宴席に呼ばれて、最初に祝儀としてうたう歌。座付き歌。座付き。
しゅう‐げん【祝言】
1 祝いの言葉。賀詞。祝詞。祝辞。「—を述べる」 2 祝い。祝儀。「年始の—」 3 結婚式。婚礼。「吉日を選んで—を挙げる」「仮—」 4 日本音楽で、祝意を表す曲。ふつう、番組の初めか終わりに演...
しゅく【祝】
[音]シュク(呉)(漢) シュウ(シウ)(漢) [訓]いわう はふり ほぐ [学習漢字]4年 〈シュク〉 1 いわう。いわい。「祝宴・祝賀・祝辞・祝日・祝杯・祝福・祝勝会/慶祝・奉祝」 2 の...
しゅこう‐りょう【酒肴料】
1 酒肴を振る舞う代わりに出す祝儀の金。 2 宴席などに招待されたとき、返礼に包む金。
しょうがつ‐がい【正月買ひ】
正月の遊女買い。祝儀など多額の費用がかかる。「—の大大尽、太夫様より付け届け」〈浄・阿波の鳴門〉
しら‐むし【白蒸(し)】
小豆(あずき)を加えないもち米だけの白いこわ飯。不祝儀用。
じゅうじ‐もち【十字餅】
《「十」の字を、災いを除き幸いを招くまじないとして、祝儀の贈り物の蒸し餅の上に紅色で書くところから》蒸し餅・まんじゅうの異称。
すおう‐ぬぎ【素襖脱ぎ】
室町時代、猿楽の能で、観客が祝儀として素襖を脱いで役者に与えたこと。翌日、役者はそれを客の家に行って返すと金銭がもらえた。
すずり‐ぶた【硯蓋】
1 硯箱のふた。古くは、花や果物などをのせるのにも用いた。 2 祝儀の席で、口取りざかななどを盛る盆状の器。また、そのさかな。