はしょう‐ふう【破傷風】
破傷風菌によって起こる重い感染症。感染症予防法の5類感染症の一。菌が傷口から侵入し、その神経毒のため、口がこわばって開きにくく、全身の筋肉に硬直・痙攣(けいれん)が現れ、呼吸困難に陥って死亡する...
はっ‐か【発火】
[名](スル) 1 火を発すること。燃えだすこと。「自然に—する」 2 銃砲に実弾を入れず、火薬だけこめて撃つこと。「—信号」 3 火うち石で出した火を移し取るもの。火口(ほくち)。 4 神経細...
はったつ‐しょうがい【発達障害】
子供の発達途上において、生体の機能の一部が成熟しないでとどまっている状態。広汎性発達障害・学習障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)・知的障害・発達性言語障害・発達性協調運動障害などがある。神経発達症。
ハム【HAM】
《HTLV-1 associated myelopathy》HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)の感染が原因で起こる慢性進行性神経疾患。HTLV-1に感染したTリンパ球が脊髄に浸潤するこ...
はり‐つ・める【張(り)詰める】
[動マ下一][文]はりつ・む[マ下二] 1 十分に張る。一面にびっしり張る。「池に氷が—・める」「部屋に防音材を—・める」 2 気持ちを引き締める。緊張する。「神経を—・める」「会場の—・めた空...
ハロロドプシン【halorhodopsin】
好塩性の古細菌がもつ色素たんぱく質。脊椎動物の目の網膜にあるロドプシン(視紅)に似た感光物質。古細菌の場合、光のエネルギーを利用して外部から塩素イオンを取り込む役割を担っている。近年、光遺伝学の...
はんしゃ‐きゅう【反射弓】
刺激を受けた感覚器から、興奮が求心神経を経て脊髄などの反射中枢に至り、折り返して遠心神経に伝えられ、実行器に達して反応を起こす一連の経路。反射弧。
はんすう‐しょう【反芻症】
飲み込んだものが口腔に逆流する病状。神経性の胃障害によることが多い。反芻性障害。
ハンセン‐びょう【ハンセン病】
癩菌(らいきん)の感染によって起こる慢性細菌感染症。感染力は弱く、潜伏期は3年から20年にも及ぶため、かつては遺伝性と誤解されたこともあった。主に末梢神経が冒され、知覚麻痺・神経痛や皮膚症状のほ...
ハンターラッセル‐しょうこうぐん【ハンターラッセル症候群】
《Hunter-Russel syndrome》慢性の有機水銀中毒。種々の神経症状が出現する。水俣病の基本症状。