めいそうしんけい‐はんしゃ【迷走神経反射】
外界からの刺激が、迷走神経の求心性線維を介して脳の中枢に伝わり、遠心性線維によって末梢の臓器や効果器に防衛反応が生じること。 [補説]気管に刺激を受けたとき、声帯の閉鎖に続いて急激な呼吸運動が起...
目(め)が冴(さ)・える
神経が高ぶって、眠れなくなる。また、眠気がなくなる。「夜中になると—・える」
メタンフェタミン【methamphetamine】
覚醒(かくせい)剤の一種。中枢神経系の興奮作用が強く、習慣・耽溺(たんでき)性をもつ。商標名ヒロポンの名で知られる。
メチルフェニデート【methylphenidate】
ナルコレプシーやADHDの治療に用いられる精神刺激薬。中枢神経を興奮させ、精神活動を高める作用がある。
メプロバメート【meprobamate】
不安・緊張・焦燥感などの神経症状を軽減するために用いる抗不安薬。
メルケル【Friedrich Sigmund Merkel】
[1845〜1919]ドイツの解剖学者。ニュルンベルクの生まれ。エアランゲン大学で医学博士号を取得。1875年、皮膚表皮の基底層に神経線維と接する特殊な細胞を発見。触覚細胞(Tastzellen...
メルケル‐さいぼう【メルケル細胞】
皮膚の表皮の最下層にある、球形または卵円形の細胞。感覚神経の末端と接し、軽い接触の感知に関与するとされる。指先・口唇・毛包など、感覚の鋭敏な部位に多く存在。名称は発見者であるドイツの解剖学者フリ...
もう‐そう【盲僧】
1 盲目の僧。 2 家々を訪れて琵琶を弾きながら地神経(じしんきょう)を唱え、竈祓(かまばらい)などをして歩く盲目の僧。奈良時代に発生したという。天台宗に所属し、中国・九州地方を中心に諸国に分布...
もうそう‐びわ【盲僧琵琶】
日本音楽の一種で、盲僧2が琵琶を伴奏に地神経などを唱えるもの。また、娯楽的な語り物なども演じる。筑前盲僧琵琶と薩摩(さつま)盲僧琵琶の二系統がある。荒神琵琶(こうじんびわ)。
もう‐てん【盲点】
1 網膜の、視神経が入ってくる部分。視細胞を欠くため光が当たっても光覚を起こさないが、ふだんは意識されない。発見したフランスの物理学者の名からマリオット盲点とよばれる。盲斑。視神経乳頭。 2 う...