ゆうき‐ようばい【有機溶媒】
水に溶けない物質を溶かす、常温常圧で液体の有機化合物の総称。エタノール・ベンゼン・アセトン・クロロホルムなど。有機溶剤。 [補説]毒性があり、吸入や接触によって頭痛・めまい・意識障害などの中毒症...
ゆうずい‐しんけい【有髄神経】
神経線維の軸索(じくさく)の周囲を髄鞘(ずいしょう)が包んでいる神経。興奮は髄鞘のとぎれている所を飛び飛びに伝わるので伝導が速く、脳脊髄神経と白質にみられる。→無髄神経
ゆうそう‐どうぶつ【有爪動物】
動物界の一門。環形動物から節足動物に進化する中間に位置するとされる。体は円筒状で、体長約10センチ。神経節・腎管が体節的に並び、対をなす多数の脚の先に鉤(かぎ)状の爪がある。熱帯・亜熱帯の森林内...
ゆうもう‐さいぼう【有毛細胞】
内耳の蝸牛内部にある、細かい毛のような細胞が束になった感覚細胞。音が空気の振動として内耳の蝸牛に伝わり、有毛細胞が揺れて電気信号が発生。聴神経から脳に伝わり、音として認識される。
ユーイング‐にくしゅ【ユーイング肉腫】
《Ewing sarcoma》主に若年者（20歳未満）に発症する悪性の骨軟部腫瘍の一つ。多くは骨に発生するが、まれに筋肉・神経・脂肪などの軟部組織にも発生する。抗癌剤(こうがんざい)による全身化...
ようつい‐ついかんばんヘルニア【腰椎椎間板ヘルニア】
腰椎で起こる椎間板ヘルニア。腰痛や座骨神経痛の原因であることが多く、若年者から高齢者まで幅広い年代でみられる。 [補説]椎間板ヘルニアは頸椎や胸椎でもみられるが、腰椎で発生するものが最も多い。
ランビエ‐こうりん【ランビエ絞輪】
有髄神経で、軸索(じくさく)（神経線維）を包む髄鞘が中断してくびれている部分。一定の間隔であり、興奮はここのみを跳躍伝導する。1878年にフランスの病理学者ランビエ（L.A.Ranvier）が発見。
リガンド【ligand】
１ ⇒配位子(はいいし) ２ 細胞の表面に存在する特定の受容体に特異的に結合する物質。ホルモンや神経伝達物質など。
りくつっ‐ぽ・い【理屈っぽい】
［形］理屈を言う傾向がある。理屈が多い。「神経質で—・い人」 [派生]りくつっぽさ［名］
りじん‐しょう【離人症】
神経症や統合失調症などに現れる異常心理の症状の一つで、自分自身の思考や行動・身体・外界に対して現実感を喪失したり疎外感をいだいたりする意識体験。過労時には健康な人にも現れることがある。
