カッサンドラ【Kassandrā】
ギリシャ神話で、トロイアの王女。アポロンに愛されて予言能力を与えられたが、求愛を拒んだため、その予言をだれも信じないようにされた。カサンドラ。
か‐てん【火天】
《(梵)Agniの訳》もとインド神話の火神アグニが、仏教に入って仏法擁護の神となったもの。密教では十二天の一。からだは赤く、髪は白く、仙人の形をし火炎中に座して右の二手に三角印と数珠、左の二手に...
カドモス【Kadmos】
ギリシャ神話で、エウロペの弟。テーベの都の建設者で、初代の王となった。ギリシャに文字を伝えたとされる。
かみ【神】
1 信仰の対象として尊崇・畏怖(いふ)されるもの。人知を超越した絶対的能力をもち、人間に禍福や賞罰を与える存在。キリスト教やイスラム教では、宇宙・万物の創造主であり、唯一にして絶対的存在。「—を...
かみがみのたいわ【神々の対話】
《原題、(ギリシャ)Theōn Dialogoi》2世紀ごろ、シリアで生まれたギリシャの作家、ルキアノスの著作。対話形式の短編作品集。ギリシャ神話の神々が機知に富んだ会話を繰りひろげる風刺的内容...
かみむすひ‐の‐かみ【神皇産霊神/神産巣日神】
《後世「かみむすびのかみ」とも》日本神話で、天地開闢(かいびゃく)のとき、高天原(たかまがはら)に出現した神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)とともに造化の...
かみ‐よ【神代/神世】
神が治めていたという時代。日本神話では、神武天皇の前までの時代。神話時代。じんだい。「—の昔から」
カヤ【Kaya】
ケニア南部、モンバサ以南のインド洋沿岸部に点在する森林に囲まれた集落跡。16世紀から17世紀頃にバンツー族系のミジケンダ諸族が移住し、19世紀半ばまで居住していた。現在は諸族の起源神話に結びつく...
カラオ‐どうくつ【カラオ洞窟】
《Callao Caves》フィリピン、ルソン島北東部、カガヤン州にある洞窟。トゥゲガラオの北東約20キロメートル、シエラマドレ山脈の北西麓に位置する。石灰岩質の山に七つの空洞をもつ洞窟がある。...
カリ【Kari】
土星の第45衛星。2006年にすばる望遠鏡で米国などの研究者が発見。名の由来は北欧神話の巨人。非球形で平均直径は約7キロ。カーリ。