し【祠】
[音]シ(漢) [訓]ほこら まつる 1 神や祖先を祭る所。ほこら。「祠堂/淫祠(いんし)・古祠・社祠・小祠・神祠」 2 まつる。まつり。「祠官」 [難読]叢祠(ほこら)
し‐う【祠宇】
1 やしろ。神社。 2 教派神道で、主神を奉斎し、教義の宣布、儀式の執行を目的とする施設。
し‐かん【祠官】
神社の祭礼・社務に携わる人。かんぬし。神官。
し‐ごう【祠号】
神社の呼び名。
し‐どう【祠堂】
1 祖先の霊を祭る所。御霊屋(みたまや)。持仏堂。 2 寺の、檀家の位牌(いはい)を納めておく堂。位牌堂。 3 神仏を祭った小さな社(やしろ)。ほこら。
しどう‐きん【祠堂金】
先祖の霊の供養や祠堂の建設などのため寺に寄進する金銭。祠堂銀。祠堂銭。
しどう‐ち【祠堂地】
1 祠堂の建設敷地などのために寄進する土地。 2 先祖の供養料として寺に寄付する土地。
しどう‐ぶつ【祠堂物】
先祖の供養のため、寺に寄進する物品。
しどう‐まい【祠堂米】
先祖の供養などのために寺院に喜捨する米。
ほこら【祠/叢祠】
《「ほくら(神庫)」の音変化》神を祭った小さなやしろ。