ざ‐ぜん【座禅/坐禅】
仏教の修行法の一。主として禅宗で行う。古代インドの修行形式を取り入れたもので、修行者は禅堂で結跏趺坐(けっかふざ)あるいは半跏趺坐し、半眼の姿勢をとる。精神を統一し、無念無想の境地に入って悟りを...
しじ‐ざぜん【四時座禅】
四時3に行う座禅。
し‐ぜん【四禅】
仏語。欲界を離れた色界での4種の段階。初禅・第二禅・第三禅・第四禅の称。
しゅ‐ぜん【修禅】
座禅や観法を修めること。修禅定(しゅぜんじょう)。
じゅげ‐ぜん【樹下禅】
頭陀行(ずだぎょう)の一。大樹の下に座して瞑想(めいそう)すること。樹下坐。
じゅ‐ぜん【受禅】
[名](スル)《「禅」は天子が位を譲る意》先帝から帝位を譲られて即位すること。→禅譲
ぜん【禅】
1 《(梵)dhayānaの音写「禅那」の略。定・静慮と訳す》仏語。精神を集中して無我の境地に入ること。 2 「禅宗」の略。
ぜん【禅〔禪〕】
[常用漢字] [音]ゼン(呉) 1 天子が天を祭る儀式。「封禅(ほうぜん)」 2 天子が位を譲る。「禅譲/受禅」 3 仏教で、雑念を払い、心を集中して悟りの境地を得ること。「禅定(ぜんじょう)/...
そうとう‐ぜん【曹洞禅】
曹洞宗に伝わる禅。
そし‐ぜん【祖師禅】
祖師達磨の流れをくむ禅。教外別伝(きょうげべつでん)・不立文字(ふりゅうもんじ)を主張し、言語や文字によらず、直接師から弟子へ以心伝心で悟りが伝えられることを説く。南宗禅。