けい‐げつ【禊月】
《3月3日に禊(みそぎ)を行うことから》陰暦3月の異称。
み‐そぎ【禊】
1 身に罪や穢(けが)れのある者、また神事に従事しようとする者が、川や海の水でからだを洗い清めること。 2 陰暦6月晦日(みそか)、諸社で行う夏越(なごし)の祓(はらえ)の行事。《季 夏》
みそぎ‐がわ【禊川】
みそぎをする川。特に、夏越(なごし)の祓(はらえ)の神事を行う川。《季 夏》
みそぎ‐きょう【禊教】
教派神道の一。井上正鉄(いのうえまさかね)を祖とし、明治初期に教団化。明治27年(1894)に一派独立。生活と密着した教義を有し、禊祓(みそぎはらえ)を重視する。
みそぎ‐はらえ【禊祓】
穢れを除く祓い清めの行事。
み‐そ・ぐ【禊ぐ】
[動ガ四]《「み(身)そそ(濯)ぐ」の音変化かという》みそぎをする。「天の川原に出で立ちて—・ぎてましを」〈万・四二〇〉
みそ‐はぎ【禊萩/溝萩】
《「みぞはぎ」とも》ミソハギ科の多年草。山野の湿地に群生し、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は広披針形で先がとがり、対生する。8、9月ごろ、紅紫色の小花を穂状につける。全草を干して下痢止めの薬と...