ご‐けい【御禊】
1 天皇の即位後、大嘗会(だいじょうえ)の前月に賀茂川の河原などで行うみそぎの儀式。江戸時代は御所内で行われた。 2 斎宮・斎院などが祭りの前や卜定(ぼくじょう)のあとに、賀茂川で行うみそぎ。
とよ‐の‐みそぎ【豊の御禊】
陰暦10月下旬、大嘗祭(だいじょうさい)の前に、賀茂川の河原で行われたみそぎの儀式。御禊(ごけい)。かわらのみそぎ。
なごし‐の‐みそぎ【夏越しの禊】
「夏越の祓(はらえ)」に同じ。
み‐そぎ【禊】
1 身に罪や穢(けが)れのある者、また神事に従事しようとする者が、川や海の水でからだを洗い清めること。 2 陰暦6月晦日(みそか)、諸社で行う夏越(なごし)の祓(はらえ)の行事。《季 夏》