おう‐か【横禍】
思いがけない災難。
おう‐か【殃禍】
わざわい。災難。「豈(あに)水火を恐れ、—を憚(はばか)らんや」〈東海散士・佳人之奇遇〉
か【禍】
災い。ふしあわせ。「—を転じて福となす」「交通—」⇔福。
か【禍】
[常用漢字] [音]カ(クヮ)(漢) [訓]わざわい まが 思いがけない災難。「禍根・禍福/奇禍・災禍・惨禍・水禍・舌禍・戦禍・筆禍・輪禍」 [難読]禍事(まがごと)・禍禍(まがまが)しい
き‐か【奇禍】
思いがけない災難。「—に遭う」
こう‐か【黄禍】
1 《yellow peril》黄色人種が勢力を強くし、白色人種に与えるという災禍。アジア人排斥・抑圧の理論としてしばしば持ち出されたが、日清戦争後ドイツ皇帝ウィルヘルム2世が、三国干渉を正当化...
こうつう‐か【交通禍】
交通事故による災難。
コロナ‐か【コロナ禍】
新型コロナウイルス感染症の流行によって引き起こされる、さまざまな災い。感染症自体だけでなく、それを抑止するための行動制限、社会・経済活動の自粛や停滞、人々の疑心暗鬼なども、広く含む。
さい‐か【災禍】
天災や事故によって受けるわざわい。思いがけない災難。災害。「—に遭う」
さん‐か【惨禍】
天災・人災などによる、むごたらしくいたましい災難。「大震災の—」