し‐おん【私恩】
個人的に特別にその人に与える恩恵。「—を施す」
私恩(しおん)を売(う)・る
自分の地位を利用して、自分の利益になりそうな人に恩を与える。「官金をもって—・る挙動には何分にも感服出来かね」〈蘆花・思出の記〉
し‐か【私家】
1 自分の家。 2 個人の家。朝廷や役所に対していう。
しか‐し【私窩子】
淫売婦。売春婦。私娼(ししょう)。「当年十五歳の—であった」〈芥川・南京の基督〉
しか‐しゅう【私家集】
勅撰集・私撰集に対して、個人の歌集。主に近世以前のものをいう。「山家集」「金槐(きんかい)集」など。家集。家の集。
しか‐ばん【私家版】
1 官版に対して、民間の個人や寺社の刊行物。私版。 2 個人が自分の費用で出版して、狭い範囲に配布する書籍。自家版。
し‐かん【私感】
一個人として抱く感想。
しかん‐ほう【私間法】
国際私法の別名。
し‐がく【私学】
私立の学校。⇔官学。
しがく‐じょせいきん【私学助成金】
⇒私立大学等経常費補助金