ひぞうっ‐こ【秘蔵っ子】
「ひぞっこ(秘蔵っ子)」に同じ。
ひ‐ほう【秘宝】
大切にして他人には見せない宝。秘蔵の宝物。「—展」
ひ‐ほん【秘本】
1 めったに人に見せない大切な書物。秘蔵の本。 2 男女の交わりを描いた本。春本。
ほう‐やく【宝鑰】
宝の鍵。宝物庫を開く鍵。 ⇒秘蔵宝鑰
ほんそう‐ご【奔走子】
父母が大切にかわいがっている子。秘蔵っ子。「二人が中の—」〈浄・染模様妹背門松〉
みつ‐ぞう【密蔵】
1 ひそかにしまっておくこと。また、そのもの。秘蔵。 2 密教の経典。
もんがい‐ふしゅつ【門外不出】
貴重な芸術品などで、めったに他人に見せたり貸したりせず秘蔵すること。また、その物。「—の古文書」
連城(れんじょう)の璧(たま)
《「史記」藺相如伝から》中国の戦国時代、秦の昭王が15の城と交換しようと申し入れた趙(ちょう)の恵王秘蔵の宝玉。転じて、無上の宝。連城の宝。→和氏(かし)の璧
わたくし‐もの【私物】
1 自分の持ち物。個人の所有物。私有物。しぶつ。 2 世間に公表しないで大切にとっておく物。秘蔵の物。「この君をば、—に思ほしかしづき給ふこと限りなし」〈源・桐壺〉