ひ‐せつ【秘説】
秘密にして一般に知らせない説。
ひ‐そく【秘色】
1 《王家以外の使用を禁じたところから》中国の越州窯で、晩唐から五代にかけて作られた良質の青磁。花鳥・竜など、優美な文様を施す。秘色青磁。 2 「秘色色(ひそくいろ)」の略。
ひそく‐いろ【秘色色】
1 染め色の名。瑠璃(るり)色。 2 襲(かさね)の色目の名。表は縦糸が紫、横糸が青で、裏は薄色のもの。
ひ‐ぞう【秘蔵】
[名](スル)《古くは「ひそう」》 1 人にはあまり見せずに大切にしまっておくこと。また、そのもの。「書画骨董を—する」 2 自分のもとから離さず、大切にかわいがり育てること。また、その人。「—...
ひぞう‐えぼし【秘蔵烏帽子】
《「えぼし」は「えぼし子」の意》大切にし、かわいがっている子。「軒をはなれぬ寵愛の—が来たわいなう」〈滑・浮世床・二〉
ひぞうっ‐こ【秘蔵っ子】
「ひぞっこ(秘蔵っ子)」に同じ。
ひぞうほうやく【秘蔵宝鑰】
平安前期の仏教書。3巻。空海著。天長7年(830)ごろ成立。「十住心論」10巻を要略した書。宝鑰。
ひぞっ‐こ【秘蔵っ子】
非常に大切にかわいがっている子。また、大切にして目をかけている弟子や部下。ひぞうっこ。「教授の—」
ひ‐ちゅう【秘中】
秘密にしている物事のうち。
ひちゅう‐の‐ひ【秘中の秘】
秘密にすべき事柄のうちでも、特に秘密の事柄。「新企画なので詳細は—だ」