い‐しょう【称唯】
宮廷で、天皇に召された官人が口を覆って「おお」と応答すること。「高く—してまかり立ちて」〈愚管抄・三〉 [補説]「称唯」を「いしょう」と転倒して読むのは、「譲位」と音が似ているので、それを避けた...
しょう‐い【称唯】
⇒いしょう(称唯)
しょう【称】
1 よびな。呼称。「コハダはコノシロの若魚の—だ」 2 ほまれ。名声。評判。「幻の名酒の—がある」
しょう【称〔稱〕】
[常用漢字] [音]ショウ(呉)(漢) [訓]たたえる となえる はかる 1 ほめあげる。たたえる。「称賛・称美・称揚」 2 となえる。呼ぶ。呼び名。「称呼・称号・称名(しょうみょう)/愛称・仮...
しょう‐こ【称呼】
[名](スル) 1 物事の呼び方。呼び名。呼称。 2 名前を呼ぶこと。
しょう‐ごう【称号】
呼び名。特に、身分・資格などを表す呼び名。「人間国宝の—を贈られる」
しょう‐さん【称賛/称讃/賞賛/賞讃】
[名](スル)褒めたたえること。「—の的(まと)」「—すべき行為」
しょうさんじょうどきょう【称讃浄土経】
経典の名。1巻。唐の玄奘(げんじょう)訳。「阿弥陀経」の別訳。称讃浄土仏摂受経。
しょう‐じゅつ【称述】
[名](スル) 1 述べること。言うこと。「其極を建て訓を垂るるの旨明々—を待たず」〈吉岡徳明・開化本論〉 2 言葉でたたえること。頌述(しょうじゅつ)。
しょう・す【称す】
[動サ五]「しょう(称)する」(サ変)の五段化。「仮に彼をAと—・そう」 [動サ変]「しょう(称)する」の文語形。