出典:gooニュース
国民民主、自公との税調協議を延期 「年収の壁」巡り
国民民主党は20日、午後から予定されていた「年収103万円の壁」の引き上げなどを巡る自民、公明両党との税調協議を延期すると発表した。20日中の開催予定はないとしている。3党の税調協議は18日に約2カ月ぶりに再開したばかりだった。【遠藤修平】
自公国の税調会談 「年収の壁」国民民主が制限の撤回要求、再協議へ
この日の会談終了後、国民民主の古川元久税調会長は記者団に対し、「年収制限は新たな壁を作ることになる」と自民案を批判。年収制限を撤回し対象者全員の課税水準を160万円に引き上げるべきだとした。 自民の宮沢洋一税調会長は、一律に160万円まで引き上げた場合、所得税の減収は「3兆円ぐらい。相当な額だ」と難色を示した。歳入減は2025年度予算案にも影響することになる。
暫定税率の廃止時期を明示せず 自民税調「引き続き協議」
会合には、自民の宮沢洋一税調会長や公明の赤羽一嘉税調会長、国民民主の古川元久税調会長らが出席した。 3党税調の協議は昨年12月に中断して以来、約2カ月ぶり。
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