わずらい【煩い/患い】
1 (煩い)悩むこと。また、そのもととなるもの。苦労。心配。「—の種」 2 (患い)病気。やまい。「長の—」
わせ【早稲/早生】
1 (早稲)早くに成熟する品種の稲。8月に穂が出て9月には刈りとられる。《季 秋》「—の香や分け入る右は有磯海/芭蕉」→晩稲(おくて) →中手 2 (早生)同種の作物の中で早く成熟するもの。「—...
わた【綿/棉/草綿】
1 アオイ科ワタ属の植物の総称。古くから重要な繊維作物として栽培され、アジア綿(めん)・エジプト綿・海島綿・陸地綿などがある。日本では江戸時代から盛んになった。栽培されるのはインドワタの変種で、...
わた‐あぶら【綿油】
綿の種子からとった油。食用または工業用。綿実油(めんじつゆ)。
わた‐くり【綿繰り】
1 実綿(みわた)を綿繰り車にかけて、綿花から種子を取り除くこと。また、それをする人。《季 秋》 2 「綿繰り車」の略。
わたくり‐き【綿繰り機】
実綿をローラーの間に通し、種子と繊維に分離させる機械。
わたくり‐ぐるま【綿繰り車】
実綿をローラーの間に挟んで手で回し、種子を取り除き繊維だけ巻き送る木製の器具。綿繰り。綿車。
わたし‐ばし【渡し箸】
食事の途中で、小皿・小鉢など器の上に箸を置くこと。 [補説]嫌い箸の一種で不作法とされる。箸置きを使うか、なければ割り箸の袋を折って箸置きの代わりにするなどし、これを避ける。
わたせ‐せん【渡瀬線】
動物地理区の境界線の一。屋久島・種子島と奄美(あまみ)大島との間の七島灘に東西に引かれる、日本列島における旧北区・東洋区の境界線。大正元年(1912)動物学者の渡瀬庄三郎が哺乳類などの分布の違い...
わた‐だね【綿種】
綿の種子。