こく【穀】
人がその種子などを食用にする農作物。米・麦・豆など。
こく【穀】
[音]コク(呉)(漢) [学習漢字]6年 米・麦・粟(あわ)など、常食とする作物。「穀物・穀類/五穀・雑穀・新穀・脱穀・百穀・米穀」 [名のり]よし・より [難読]穀潰(ごくつぶ)し
こく‐う【穀雨】
《穀物を育てる雨の意》二十四節気の一。4月20日ごろ。《季 春》「伊勢の海の魚介豊かにして—/かな女」
こく‐か【穀果】
⇒穎果(えいか)
こく‐が【穀蛾】
ヒロズコガ科の昆虫。小形のガで、全体に淡褐色。前翅(ぜんし)には黒褐色の紋が散在する。幼虫は黄褐色で、貯蔵穀物を食害する害虫。
こく‐ぐら【穀倉】
穀物を蓄えておく倉。こくそう。
こく‐しゅく【穀菽】
穀類と豆類。
こく‐しょく【穀食】
穀物を常食とすること。
こく‐そう【穀倉】
1 穀物を蓄えておくくら。こくぐら。 2 穀物を多く産出する地域。
こくそう‐いん【穀倉院】
平安時代、京都にあった朝廷の穀物倉庫。畿内諸国の調銭や、無主の位田・職田(しきでん)・没官(もっかん)田などの米穀を納めておいて、年間の供応の食料、貧民救済、学問料に充てた。