へんぱ‐ダイバーシティー【偏波ダイバーシティー】
《polarization diversity》ダイバーシティー方式の一。二つのアンテナを設置するかわりに、偏波面が直交するアンテナを用いる。周波数が同じ場合、空間ダイバーシティー方式に比べて、...
ベクトル【(ドイツ)Vektor】
1 大きさと向きをもつ量。有向線分で表す。→スカラー 2 ベクトル空間の要素である元(げん)。 3 (1から転じて)方向性をもつ力。物事の向かう方向と勢い。「各省庁間の—の大小を比較する」「彼と...
ベクトル‐くうかん【ベクトル空間】
集合Vの任意の二つの元x、yに対して和x+yが定義され、任意の元xと任意の実数αに対して積αxが定義され、この和と積に関して交換・結合・分配の法則などが成立するとき、この集合Vをベクトル空間とい...
ベクトル‐けんさく【ベクトル検索】
《vector search》機械学習などの人工知能において、類似する意味をもつ単語を検索すること。生成AIで用いられる大規模言語モデルでは、それぞれの単語(トークン)は、数値を並べたベクトルで...
ベクトル‐ば【ベクトル場】
空間の任意の各点にベクトル量が与えられた場。物理学における電磁場や重力場のほか、地上の各点における風向・風速もベクトル場とみなせる。
ベル‐の‐ふとうしき【ベルの不等式】
量子力学において、量子もつれが存在する場合に不成立となる不等式。1960年代に英国の物理学者ジョン=ベルが導出。その後、アラン=アスペをはじめ、一か所で同時に発生した二つの光子の偏光の向きや電子...
ベロウソフジャボチンスキー‐はんのう【ベロウソフジャボチンスキー反応】
セリウムイオンを触媒とし、臭素酸によりマロン酸を酸化する化学反応。系内の反応生成物の濃度が時間的、空間的に変化し、溶液の色が同心円状のパターンをもって青と赤の間で周期的に変化する様子が見られる。...
ペアノ‐きょくせん【ペアノ曲線】
空間充塡曲線として最初に発見された曲線。1890年にペアノが発見。正方形を単位として再帰的に定義され、その極限をとることで領域が曲線で埋め尽くされる。
ほうしゃせんりょう‐りつ【放射線量率】
⇒空間放射線量率
ほし‐くず【星屑】
1 散らばって光る無数の星。「—をちりばめた夜空」 2 恒星によって作りだされる元素。水素などの軽元素から核融合反応を経て重元素がつくられ、超新星爆発によって宇宙空間にばらまかれる。