かざり‐まど【飾り窓】
商店で、商品を陳列してある窓。ショーウインドー。
かとう‐まど【火灯窓】
上部が尖頭アーチ状の窓。唐様建築に初めて使われた。源氏窓。花頭窓。
かわら‐の‐まど【瓦の窓】
1 土を焼き固めてつくった窓。 2 貧者や隠者の住居。また、そこに住む人。「—、柴の庵(いほり)の言の葉をも、…漏らすことなし」〈千載・序〉
かん‐そう【閑窓】
もの静かな窓。ひっそりとした静かな住まい。「—の月に嘯(うそぶ)けば」〈太平記・三七〉
がく‐そう【学窓】
学問をする所。まなびや。学校。「—を巣立つ」
ガラス‐まど【ガラス窓】
ガラスをはめ込んだ窓。
きつね‐まど【狐窓】
屋根や破風(はふ)下などに設けた、狐格子(きつねごうし)を入れた通風・排気・採光用の窓。開閉式と固定式がある。狭窓(さまど)。
きり‐まど【切(り)窓】
壁・羽目板などを切り抜いて作った明かり取りの窓。
くしがた‐まど【櫛形窓】
櫛形の窓。欄間や付(つけ)書院などに設けられる。江戸時代にはぜいたくなものとして、民家には禁止されていた。くしがた。
くしき‐の‐まど【九識の窓】
仏語。九識を出入り口として心の働きが外へ現れ出ることを、窓にたとえた語。