縁(えん)の下(した)の鍬使(くわづか)い
窮屈で十分動きがとれないことのたとえ。
おさえ‐じ【押(さ)え字/抑え字】
連歌や俳諧で、句中に上下呼応する言葉があるとき、その上の言葉をいう。「や・か・いつ・何・誰」など。「藤ばかま誰窮屈(きゅうくつ)にめでつらん」の句で、「誰」が句末の「らん」の押さえ字となっている...
かしこま・る【畏まる】
[動ラ五(四)] 1 身分の高い人、目上の人の前などで、おそれ敬う気持ちを表して謹んだ態度をとる。「陛下の御前に—・る」「—・ってあいさつする」 2 謹みの気持ちを表し堅苦しく姿勢を正して座る。...
かじ‐くろ・し
[形シク]堅苦しい。窮屈である。「よろづ—・しく、あたら夜終(よもすがら)新三十石に、乗合ひの心地するなり」〈浮・一代男・五〉
かた‐くるし・い【堅苦しい】
[形][文]かたくる・し[シク]気楽なところがなくて窮屈である。かたっくるしい。「—・いあいさつは抜きにする」「—・い本」 [派生]かたくるしげ[形動]かたくるしさ[名]
かど‐ば・る【角張る】
[動ラ五(四)] 1 角が出っ張っていて、ごつごつする。「—・った顔」 2 態度や言葉遣いが窮屈な感じを与える。四角ばる。「—・ったあいさつは抜きにして」
気(き)が詰(つ)ま・る
窮屈に感じられる。気づまりに感じる。「彼と一緒にいると—・る」
きつ・い
[形][文]きつ・し[ク] 1 物事の程度がはなはだしい。「—・い勾配(こうばい)」「日ざしが—・い」 2 鼻や舌などへの刺激が強い。「—・いにおい」「—・い酒」 3 力の入れ方・加わり方が強い...
きゅう【窮】
[常用漢字] [音]キュウ(漢) [訓]きわめる きわまる 1 奥深くまで行きつくす。つきつめる。きわめる。「窮極・窮理/無窮」 2 にっちもさっちもいかなくなる。動きがとれない。きわまる。「窮...
ぎし‐ぎし
[副] 1 堅い物のこすれ合う音や木が強くきしむ音を表す語。「—(と)音のする階段」 2 すきまもないほど詰まっていくさま。「老若男女が—と詰め掛けていた」〈鴎外・独身〉 3 容赦なく厳しくも...