きゅう‐ち【窮地】
追い詰められて逃げ場のない苦しい状態や立ち場。「—に陥る」「—を脱する」
きゅう‐ちょう【窮鳥】
追いつめられて逃げ場を失った鳥。
窮鳥(きゅうちょう)懐(ふところ)に入(い)れば猟師(りょうし)も殺(ころ)さず
追いつめられて逃げ場を失った者が救いを求めてくれば、見殺しにはできないということのたとえ。
きゅう‐つい【窮追】
[名](スル)追い詰めること。また、問い詰めること。「敵兵を—して、メーナリスの山下に押し詰め」〈竜渓・経国美談〉
きゅう‐つう【窮通】
「窮達」に同じ。「人間の—は機会の独断すべきものにあらずして」〈透谷・明治文学管見〉
きゅう‐とう【窮冬】
冬の終わりごろ。陰暦12月をさす。
きゅう‐はく【窮迫】
[名](スル)行きづまってどうにもならなくなること。特に、金銭的に差し迫って困り果てること。「—した生活」
きゅう‐ほく【窮北】
北のはて。「—の地」
きゅう‐ぼう【窮乏】
[名](スル)金銭や物品が著しく不足して苦しむこと。「生活が—する」
きゅう‐みん【窮民】
生活に困っている人々。