たちかわ【立川】
東京都中西部の市。旧陸軍の飛行場があったが、第二次大戦後、米軍が進駐し、昭和52年(1977)返還された。現在、自衛隊の基地と昭和記念公園がある。人口18.0万(2010)。
たちかわ‐こういきぼうさいきち【立川広域防災基地】
首都圏での大規模災害の発生に備えて、東京都立川市に設置された防災・災害応急対策活動の拠点。国営昭和記念公園に隣接。自衛隊・海上保安庁・警視庁・東京消防庁・内閣府・国立病院機構災害医療センターなど...
たちかわ‐し【立川市】
⇒立川
たちかわ‐ぶんこ【立川文庫】
明治末期から大正中期にかけて、大阪の立川文明堂から刊行された少年向けの小型の講談本。講談師玉田玉秀斎や山田阿鉄らが共同執筆。「猿飛佐助」「霧隠才蔵」などの忍術物が人気を博した。たつかわぶんこ。
たちかわ‐りゅう【立川流】
真言密教の一派と陰陽道(おんようどう)との混合により成立した流派。性的な結合を唱える邪教とされた。平安後期、武蔵国立川の陰陽師が唱え、文観(もんかん)が広めて大流行したが、慶長以後ほとんど絶えた。
たてかわ【立川】
姓氏の一。 [補説]「立川」姓の人物立川焉馬(たてかわえんば)立川談志(たてかわだんし)
たてかわ‐えんば【立川焉馬】
⇒烏亭焉馬(うていえんば)
たてかわ‐だんし【立川談志】
[1936〜2011]落語家。5世。東京の生まれ。本名、松岡克由(かつよし)。5世柳家小さんに入門。昭和38年(1963)、真打に昇進して立川談志を襲名した。昭和46年(1971)、参議院議員選...
たてかわ‐りゅう【立川流】
江戸時代の宮彫(みやぼ)りの一派。宝暦(1751〜1764)のころ、信濃国諏訪の立川和四郎が創始したといわれる。