たて‐じとみ【立て蔀/竪蔀】
細い木を縦横に組んだ格子の裏に板を張り、地上に立てて目隠しにするもの。
たて‐じま【縦縞/竪縞/立縞】
1 織物の縦糸の方向に織り出した縞模様。また、その織物。→横縞 2 動物の頭と尾を結ぶ軸に平行な縞模様。縦帯(じゅうたい)。
たて‐づま【竪褄/立て褄】
⇒襟下(えりした)
たて‐どい【竪樋/縦樋】
1 屋根から地面へ垂直方向に取り付けた樋。 2 溜(た)め池の堤に縦に設けて用水を引く尺八形をした樋。穴をいくつかあけ、穴栓を上下させて水量を調節する。
たて‐ばた【竪機】
縦糸を垂直に張り、横糸を通して織る織機。敷物・絨緞(じゅうたん)などを織るのに使用。
たて‐ひょうぐ【竪表具】
書画などを縦長の軸物に表装すること。また、そのもの。
たて‐ぶえ【縦笛/竪笛】
尺八・篳篥(ひちりき)・クラリネット・オーボエ・リコーダーなど、縦に構えて吹く笛。日本では特にリコーダーをさす場合が多い。→横笛
たて‐ぶみ【立(て)文/竪文】
書状の形式の一。書状を礼紙(らいし)で巻き、その上をさらに白紙で包んで、包み紙の上下を筋違(すじか)いに左、次に右へ折り、さらに裏の方へ折り曲げるもの。折り曲げた部分を紙縒(こより)で結び、表に...
たて‐ぼり【縦堀/竪堀】
山城の周囲の斜面に、城に対して垂直に掘られた堀。→横堀
たて‐もの【竪物】
竪表具(たてひょうぐ)にした軸物。