端近（はしぢか）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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はし‐ぢか【端近】
の解説

［名・形動］

１家の中で出入り口に近いこと。また、そのさまや、そのような場所。あがりばな。「—な席」「—に座る」

２あさはかなこと。軽々しいこと。上品でないこと。また、そのさま。
1. 「さりとて—にやはおはします」〈栄花・浅緑〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

端近の例文(6)

出典：青空文庫

･･･と縁へはみ出るくらい端近に坐ると一緒に、其処にあった塵を拾って、･･･泉鏡花「国貞えがく」
･･･がえりの大学教授が、端近へ押出して、その際じたばたすべきではある･･･泉鏡花「売色鴨南蛮」
･･･母までが端近に出て来てみんなの話にばつを合わせる。省作がよく働き･･･伊藤左千夫「隣の嫁」

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