さい‐せんたん【最先端/最尖端】
1 細長いものや突き出たものなどのいちばん先のはし。 2 時代・流行などのいちばん新しいところ。また、ある分野で現在いちばん進んでいるところ。「世界の—を行くロボット産業」
さがり‐は【下がり破/下がり端/下がり葉】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。後ジテなどで天人・天女が登場するとき、笛・小鼓・大鼓・太鼓で合奏する。 2 狂言の囃子事の一。のどかな気分の登場楽。 3 歌舞伎下座音楽の一。1から出た大鼓・小...
さがり‐ば【下がり端】
平安時代、女性の額髪の両端を肩の辺りで切りそろえたようす。また、その髪の端。「髪の—、めざましくもと見給ふ」〈源・夕顔〉
さ‐たん【左端】
左のはし。ひだりはし。⇔右端。
さん‐たん【三端】
《「韓詩外伝」七から》君子の避けるべき三つのこと。文士の筆端、武士の鋒端、弁士の舌端。
したっ‐ぱ【下っ端】
身分や地位が低いこと。また、その者。「—の役人」
した‐ば【下端】
物の下面、または下部の端。
し‐たん【四端】
《「孟子」公孫丑上から》人が生まれながらに持っている、仁・義・礼・智の芽生えともいうべき四つの心。すなわち、惻隠(そくいん)の情、悪を憎む心、謙譲の心、物事の是非を見きわめる心の四つをいう。
しゅそ‐りょうたん【首鼠両端】
《「史記」灌夫伝から》「首鼠」に同じ。「—を持す」
小知(しょうち)は亡国(ぼうこく)の端(はし)
あさはかな知恵は国をほろぼすきっかけとなるということ。