おし‐くら【押し競】
《「おしくらべ」の略》「押し競(くら)饅頭(まんじゅう)」に同じ。
かけ‐くら【駆け競/駈け競】
「駆け競べ」に同じ。「—をして遊んで帰って見ると」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
かけっ‐くら【駆けっ競/駈けっ競】
「駆け競(くら)べ」に同じ。「人力車と—をして」〈鏡花・義血侠血〉
かり‐くら【狩倉/狩座/狩競】
1 狩猟をする場所。狩り場。「駒並(な)めて狩りする人は—の虎伏す野べぞゆかしかりける」〈散木集・九〉 2 狩猟。特に、鹿狩り。「今日の—むなしからめや」〈夫木・三六〉
きょう【競】
[音]キョウ(キャウ)(慣) ケイ(漢) [訓]きそう せる くらべる [学習漢字]4年 〈キョウ〉 1 勝敗・優劣を争って張り合う。きそう。「競泳・競演・競技・競走・競争・競艇・競歩」 2 ...
くら【競】
[接尾]《「くらべ」の略》動詞の連用形またはそれに促音を伴った形に付いて、競争する意を表す。「押し—」「駆けっ—」
けい【京/境/競】
〈京〉⇒きょう 〈境〉⇒きょう 〈競〉⇒きょう
ことぶきくらべ【寿競】
箏曲(そうきょく)。山田流。2世山木検校太賀一作曲。浦島太郎の竜宮行きを題材に、長寿を祝ったもの。
そう‐きょう【争競】
[名](スル)「競争」に同じ。「各権勢を分領し、互いに—するを以て、其国勢次第に進歩せり」〈永峰秀樹訳・代議政体〉
とび‐くら【飛び競】
飛んで、その高さや幅を競うこと。とびっくら。とびっこ。