たけ‐づつ【竹筒】
竹を横に切って底部に節を残し、水などを入れるのに用いる筒。たけづっぽう。
たけ‐でっぽう【竹鉄砲】
篠竹(しのだけ)で作った鉄砲のおもちゃ。竹筒にヤツデや杉の実を詰め込み、棒で先端へ押し出してから、別の実を押し込んで空気圧で発射させるもの。
たけとみ‐じま【竹富島】
沖縄県、八重山諸島の一島。隆起珊瑚礁(さんごしょう)からなる小島。西の西表(いりおもて)島などとともに竹富町に属する。サトウキビを産する。
たけとり‐の‐おきな【竹取翁】
竹取物語に登場する人物で、竹を取るのを業とする老人。
たけとりのおきなのものがたり【竹取翁物語】
竹取物語の異称。
たけとりのおきなのものがたりかい【竹取翁物語解】
江戸後期の注釈書。6巻。田中大秀(たなかおおひで)著。文政9年(1826)成立、天保2年(1831)刊。竹取物語の注釈の諸説を集成・統一した精細なもの。
たけとりものがたり【竹取物語】
平安初期の物語。1巻。作者・成立年未詳。竹取翁(たけとりのおきな)によって竹の中から見いだされ、育てられたかぐや姫が、五人の貴公子の求婚を退け、帝の召命にも応じず、八月十五夜に月の世界へ帰る。仮...
たけ‐とんぼ【竹蜻蛉】
玩具の一。プロペラ状に削った竹の中心に軸を挿して、両手で回転させて飛ばして遊ぶ。
たけ‐ながし【竹流し】
1 水を通して砂金などを沈殿させるために設けた竹製の樋(とい)。 2 室町末期から戦国時代にかけて、竹を二つに縦割りにした形状の鋳型に溶かした金銀を流し込んでつくった秤量(ひょうりょう)貨幣。竹...
竹(たけ)に油(あぶら)を塗(ぬ)る
よく滑るところから、口が達者なことのたとえ。