かん【竿】
[接尾]助数詞。さおの数をかぞえるのに用いる。「一—の旗竿(はたざお)」
かん【竿】
[人名用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]さお 〈カン〉竹の幹でこしらえた細長い棒。さお。「竿灯・竿頭/竹竿(ちっかん)・灯竿」 〈さお(ざお)〉「竿竹・竿秤(さおばかり)/竹竿・旗竿」
かん‐しょう【竿檣】
簡単な見張り台や探照灯などを備え付けた軍艦のマスト。
かん‐とう【竿灯】
8月3〜6日の夜、秋田市などで行われる七夕(たなばた)祭りの行事。また、それに用いる、たくさんの提灯(ちょうちん)をつけた竹ざお。肩・額・腰などにのせて練り歩き、その技を競い合う。《季 秋》
かん‐とう【竿頭】
さおの先。「百尺—に一歩を進む」
かんとう‐じゅ【竿頭綬】
警察・消防などで、隊旗や団旗の先端に付ける帯状の綬(リボン)。功労による表彰を受けた際、また大会等で優勝などの実績をあげた際に授与される。
かん‐どく【簡牘/竿牘】
《「かんとく」とも。「簡」は竹の札、「牘」は木の札。昔、紙のなかったころ文字を書き付けたところから》 1 手紙。書簡。簡札(かんさつ)。尺牘(せきとく)。 2 文書。書き物。書札。牘書(とくしょ...
さお【竿/棹】
[名] 1 枝・葉を取り払った竹や木の細長い棒。物干し竿・釣り竿・旗竿など。合成樹脂・金属製もある。 2 水底に突っぱって舟を進ませる長い棒。水棹(みさお)。「流れに—をさす」 3 竿秤(さお...
さお‐いし【竿石】
石灯籠(いしどうろう)の、台石の上にあって火袋を支える柱状の石。
さお‐いれ【竿入れ】
「竿打ち」に同じ。