あいきょう‐わらい【愛嬌笑い】
相手によい印象や好感を与えようとして浮かべる、ちょっとした笑い。愛想笑い。
あいそ‐わらい【愛想笑い】
人の機嫌を取るための笑い。おせじわらい。
うすら‐わらい【薄ら笑い】
[名](スル)「うすわらい」に同じ。「—を浮かべる」
うす‐わらい【薄笑い】
[名](スル)かすかに表情を動かしただけの笑い。うすらわらい。多く、人を小ばかにしたときや困惑したときの笑い方。「—を浮かべる」「人の失敗を見て—する」
え‐わらい【笑笑ひ】
にっこりと笑うこと。また、声を立てて笑うこと。「こと所の局のやうに声たかく—などもせで、いとよし」〈枕・七六〉
おお‐わらい【大笑い】
[名・形動](スル) 1 大声を上げて笑うこと。哄笑(こうしょう)。「落語を聞いて—する」 2 物笑いのたね。また、物笑いになるさま。「私の身にも—な珍事が出来ました」〈福沢・福翁自伝〉 3 猥...
おもいだし‐わらい【思い出し笑い】
[名](スル)以前にあったことを思い出して、ひとりで笑うこと。
お‐わらい【御笑い】
1 客を笑わせるための芸。特に、落語。「—を一席」「—番組」 2 もの笑いの種となるもの。笑いぐさ。「そいつはとんだ—だ」 3 「御笑い芸人」「御笑いタレント」の略。
けいしそうかんのわらい【警視総監の笑ひ】
由起しげ子の短編小説。昭和24年(1949)刊行の作品集「本の話」に収録。
乞食(こじき)の空笑(そらわら)い
乞食が物欲しさに心にもない笑顔を見せるように、目前の利益を得るために心にもないおせじを言うことを卑しんでいうたとえ。