え・む【笑む/咲む】
[動マ五(四)] 1 にこにこする。笑い顔になる。「細く長き眼は常に—・めるが如く」〈柳浪・黒蜥蜴〉 2 花が咲きはじめる。つぼみがほころびる。 3 果実が熟して裂け開く。「綿の綺麗に—・んでる...
え‐わらい【笑笑ひ】
にっこりと笑うこと。また、声を立てて笑うこと。「こと所の局のやうに声たかく—などもせで、いとよし」〈枕・七六〉
え‐わら・う【笑笑ふ】
[動ハ四]にこやかに笑う。また、声を出して笑う。「行きちがふさまなどの慎ましげならず、もの言ひ、—・ふ」〈枕・一八四〉
しょう【笑】
[音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]わらう えむ [学習漢字]4年 1 わらう。わらい。「笑殺・笑止・笑声・笑柄/一笑・苦笑・哄笑・失笑・大笑・談笑・嘲笑(ちょうしょう)・爆笑・微笑・冷笑」...
しょう‐き【笑気】
一酸化二窒素(亜酸化窒素)のこと。麻酔用に使われ、吸うと顔がひきつれて笑った顔に見えるところからいう。
しょう‐ぐ【笑具】
笑いのたね。お笑いぐさ。
しょう‐げき【笑劇】
⇒ファルス
しょう‐げん【笑言】
笑いながら話すこと。また、その言葉。笑語。
しょう‐ご【笑語】
[名](スル) 1 笑いながら話をすること。笑言。 2 わらいばなし。笑話。
しょう‐さつ【笑殺】
[名](スル) 1 大いに笑わせること。また、あざわらうこと。「愚問を発して散々—された」 2 笑うだけで全く問題にしないこと。一笑に付すこと。「提案は簡単に—された」