ちゃく【笛】
ふえ。また、ふえの音。「簫(せう)、—、琴…その音も妙(たへ)なりといへども」〈沙石集・六〉
てき【笛】
[音]テキ(漢) [訓]ふえ [学習漢字]3年 〈テキ〉管楽器の一。ふえ。「汽笛・銀笛・警笛・鼓笛・牧笛・魔笛・霧笛」 〈ふえ(ぶえ)〉「草笛・口笛・角笛・横笛」 [難読]横笛(ようじょう)
ふえ【笛】
1 管楽器のうち、らっぱ類を除いたものの一般的呼称。フルート・篠笛(しのぶえ)などの横笛と、リコーダー・尺八・篳篥(ひちりき)などの縦笛に分けられる。また、口笛・草笛など。 2 特に、横笛のこと...
ふえ‐かた【笛方】
能楽の囃子方(はやしかた)のうち、笛を吹奏する役。一噌(いっそう)・森田・藤田の三流がある。
ふえ‐ざ【笛座】
能舞台で、笛方の座る場所。囃子(はやし)座のうち、舞台に向かっていちばん右側。
ふえ‐たけ【笛竹】
1 竹で作った笛。また、その音。音楽。 2 笛の材料とする竹。
ふえ‐だい【笛鯛】
スズキ目フエダイ科の海水魚。沿岸の岩礁にすむ。全長約40センチ。体はタイに似て、目は大きく、吻(ふん)がやや突出する。体色は橙赤色で各ひれは黄褐色。本州中部以南に分布。食用。
ふえ‐どう【笛籐】
黒塗りの弓に赤塗りの籐を巻いたもの。笛の塗り色に似ているのでいう。
ふえ‐ばしら【笛柱】
能舞台で、本舞台の四隅の柱のうち、舞台に向かって右手奥にある柱。笛座のわきの柱。
ふえふき【笛吹】
山梨県中央部にある市。貫流する笛吹川に沿った平地でモモ・ブドウ・カキなどの果樹栽培が盛ん。平成16年(2004)春日居(かすがい)町、石和(いさわ)町、御坂(みさか)町、一宮(いちのみや)町、八...