しもと【笞/楚】
《葼(しもと)で作るところから》昔、罪人を打つのに用いたむち。比喩的に、人を責める厳しい戒め。「心を鞭(むちう)つ—」
ち【笞】
1 刑罰に用いる、むち。しもと。 2 律の五刑のうち最も軽い刑。むちで打つもの。10打から50打までの五等がある。笞刑。笞罪。
ち【笞】
[音]チ(呉)(漢) [訓]むち しもと むち。むち打つ。「笞刑・笞杖(ちじょう)/鞭笞(べんち)」
ち‐けい【笞刑】
⇒笞(ち)2
ち‐ざい【笞罪】
⇒笞(ち)2
ち‐じょう【笞杖】
1 むちと、つえ。 2 律の五刑のうち、笞刑と杖刑。
むち【鞭/笞/策】
1 馬・牛などを打って進ませるために用いる革ひもや竹の棒。刑罰として人を打つ場合にも用いる。「—を当てる」「—を入れる」 2 人に物を指し示すための細長い棒。 3 人を励ましたり𠮟ったりするため...