かさ‐ぼこ【傘鉾/笠鉾】
祭礼の飾り物で、大きな傘の上に鉾・なぎなた・造花などを飾りつけたもの。
かさま【笠間】
茨城県中部の市。日本三稲荷(いなり)の一つの笠間稲荷の鳥居前町として発展。笠間焼や花崗岩(かこうがん)石材を産する。友部地区は道路・鉄道網の要衝。平成18年(2006)3月、友部町・岩間町と合併...
かさま‐し【笠間市】
⇒笠間
かさま‐やき【笠間焼(き)】
茨城県笠間市とその近辺から産する陶器。江戸中期に始まる。初めは日用雑器、その後は厨房用の粗陶器などが作られた。現在は民芸陶器として知られる。
かさもり‐いなり【笠森稲荷】
大阪府高槻市にある笠森(かさのもり)神社の通称。また、そこから勧請(かんじょう)された神社。江戸谷中にあったものが著名。瘡(かさ)(皮膚病)よけに利益があるとされた。
かさもり‐おせん【笠森お仙】
江戸谷中(やなか)、笠森稲荷(いなり)境内の水茶屋鍵屋の娘。明和(1764〜1772)のころ、浮世絵に描かれて評判となった美人。黙阿弥の「怪談月笠森」などにも戯曲化された。生没年未詳。
かさもり‐じ【笠森寺】
千葉県長生郡長南町にある天台宗の別格大本山。山号は大悲山。開創は延暦3年(784)、開山は伝教大師(最澄)と伝える。大岩の上に建てられた観音堂は日本唯一の四方懸造(かけづくり)で、国の重要文化財...
かさ‐や【傘屋/笠屋】
傘または笠を作ったり、売ったりする人。また、その店。
りゅう【笠】
[人名用漢字] [音]リュウ(リフ)(呉)(漢) [訓]かさ 〈リュウ〉頭にかぶるかさ。「蓑笠(さりゅう)」 〈かさ(がさ)〉「衣笠(きぬがさ)・陣笠・菅笠(すげがさ)・花笠・三度笠」