しゅん‐かん【笋羹/笋干/筍干】
1 普茶料理の一。季節の野菜などを盛り込んだ煮物料理。 2 鹿児島県の郷土料理。筍(たけのこ)・塩豚(古くはイノシシ)・野菜を合わせて煮る春の祝い料理。 3 食器の一。飯茶碗より大きく、ふつう羹...
たかむな【筍/笋】
⇒たかんな
たかんな【筍/笋】
《古くは「たかむな」とも表記》タケノコの古名。たこうな。「雪中の—、師走のやまももも」〈著聞集・一八〉
たけ‐の‐こ【竹の子/筍/笋】
1 竹の地下茎から生え出る若芽。褐色の毛の密生した皮を幾重にもかぶる。モウソウチク・マダケ・ハチクなどのものを食用にする。《季 夏》「月ななめ—たけとなりにけり/漱石」 2 「筍医者」の略。 3...
たけのこ【竹の子/笋】
狂言。畑に生えたたけのこの所有をめぐって畑主と隣の藪(やぶ)主とが争い、仲裁人が取りなし、結局、相撲で勝負をつけ畑主が勝ちをおさめる。
たけのこ‐いしゃ【筍医者】
《やぶ医者にも至らないという意》技術が未熟で拙劣な若い医者。
たけのこ‐がい【筍貝】
シチクガイ科の巻き貝。四国以南の浅海の砂底にすむ。貝殻は細長い円錐形。殻表は黄白色で各縲層(らそう)に茶褐色の斑点が2列ずつある。
たけのこ‐がさ【筍笠】
竹の皮を裂いて編んだかぶり笠。竹の皮笠。法性寺(ほっしょうじ)笠。
たけのこ‐ごはん【筍御飯】
⇒筍飯(たけのこめし)
たけのこ‐せいかつ【筍生活】
たけのこの皮を1枚ずつはぐように、身の回りの衣類・家財などを少しずつ売って食いつないでいく生活。