ちくぜん‐びわ【筑前琵琶】
明治20年代、博多で橘智定(たちばなちじょう)・鶴崎賢定(つるさきけんじょう)・吉田竹子が創始した琵琶楽、およびそれに用いる楽器。筑前の盲僧琵琶をもとに、薩摩(さつま)琵琶と三味線音楽を参考に作...
ちくどの【筑登之】
琉球で里主(さとぬし)に次ぐ官。
ちく‐ひょう【竹豹/筑豹】
ヒョウの毛皮の、斑紋の大きなもの。「—ぞ、—ぞ、と言ひて、豹のまねをつくさん」〈宇治拾遺・五〉
ちく‐ほう【筑豊】
筑前と豊前。
ちくほう‐たんでん【筑豊炭田】
福岡県北部、遠賀(おんが)川流域の炭田。日本一の出炭量を誇り、北九州の工業に大きな役割を果たしたが、昭和30年(1955)代後半より斜陽化し、現在すべて閉山。
ちくほうのこどもたち【筑豊のこどもたち】
土門拳の写真集。閉山となった北九州筑豊の炭田地帯を取材した作品で、昭和35年(1960)刊行。第10回芸術選奨、第3回日本ジャーナリスト会議賞などを受賞。
ちくほう‐ほんせん【筑豊本線】
若松(北九州市)から折尾・直方(のおがた)・飯塚を経て鹿児島本線原田(はるだ)(筑紫野市)に至るJR線。石炭積み出し港の若松と直方とを結ぶ鉄道が明治24年(1891)開業し、昭和4年(1929)...
ちくま【筑摩】
信濃国の古郡名。明治13年(1880)東西二郡に分割、昭和43年(1968)西筑摩郡は木曽郡と改称。
ちくま‐がわ【千曲川/筑摩川】
長野県を流れる信濃川の称。県境にある甲武信岳(こぶしだけ)に源を発し、佐久平を流れて善光寺平で犀川(さいがわ)と合流、新潟県に入って信濃川となる。
ちくま‐はっか【筑摩薄荷】
イヌハッカの別名。