き‐ぜい【亀筮】
「亀卜(きぼく)」に同じ。
しもよのかねじゅうじのつじうら【霜夜鐘十字辻筮】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。明治13年(1880)東京新富座初演。天下のため恩師を討つが、妻に自害され、零落した士族の六浦正三郎は、恩師の子息の巡査によって救われ、和解して仏門に入る。
せん‐ぜい【占筮】
筮竹(ぜいちく)で卦(け)を立てて吉凶を占うこと。また、その占い。
ぜい【筮】
[音]ゼイ(慣) [訓]うらなう 筮竹を使って占う。占い。「筮竹/占筮・卜筮(ぼくぜい)」
ぼく‐ぜい【卜筮】
《「卜」は亀の甲、「筮」は筮竹(ぜいちく)を用いてうらなうこと》うらない。卜占。
めど‐ぎ【蓍/筮】
《「めどき」とも》易で、占筮(せんぜい)のために用いる50本の細い棒のこと。もとは蓍萩(めどはぎ)の茎を使ったが、のちには多く竹で作ったので筮竹(ぜいちく)という。めど。