はこねはちり【箱根八里】
唱歌。明治34年(1901)発表。滝廉太郎作曲、鳥居忱(まこと)作詞。「箱根の山は、天下の嶮(けん)」の歌い出しで広く知られる。
はこね‐まち【箱根町】
⇒箱根
はこね‐やま【箱根山】
伊豆半島の基部にあり、神奈川・静岡両県にまたがる三重式火山。標高1438メートルの最高峰をなす神山や駒ヶ岳などの中央火口丘、火口原にある仙石原(せんごくはら)・芦ノ湖、硫気孔の大涌谷(おおわくだ...
はこね‐ゆもと【箱根湯本】
神奈川県箱根町東部にある温泉。箱根温泉中最古で、泉質は単純泉。強羅(ごうら)に至る登山鉄道の始点。
はこね‐ようすい【箱根用水】
箱根山の芦ノ湖の水を駿河国深良(ふから)村(静岡県裾野市深良)など数か村に引いた灌漑(かんがい)用水路。湖尻峠の下に掘ったトンネルを西流し黄瀬川に注ぐもの。寛文3年(1663)ごろ着手、寛文10...
はこねれいげんいざりのあだうち【箱根霊験躄仇討】
浄瑠璃。時代物。12段。司馬芝叟(しばしそう)作。享和元年(1801)初演。足が不自由になった勝五郎が、兄の敵討ちをする物語。11段目の「阿弥陀寺」が有名。通称「躄勝五郎」「躄の仇討」。