ほうはい‐ぶし【ホーハイ節】
青森県津軽地方の民謡。盆踊り歌としてうたわれる。「ホーハイ」という囃子詞(はやしことば)の「ホー」だけを裏声でうたうのが特徴。
ほそり‐ぶし【細り節】
《ほそぼそとした節の意》江戸初期の流行歌。大和の壺坂で、御詠歌を母体として発生したという。哀調を帯びた曲節をもつ。
ほねっ‐ぷし【骨っ節】
《「ほねぶし」の音変化》 1 骨の関節。ほねぶし。 2 何事にも屈しない強い意志。気骨。気概。「—のある男だ」
ほね‐ぶし【骨節】
「ほねっぷし」に同じ。「—の痛んで寝られなえ晩なんか」〈芥川・一塊の土〉
ほん‐かれぶし【本枯(れ)節】
《「ほんかれふし」とも》枯節の黴(かび)付けを3〜4回以上行ったものをいう。極上のかつお節とされる。→鰹節[補説]
ほん‐ぶし【本節】
1 大形のカツオを三枚におろし、片身をさらに背・腹の二つに切り分けて作った上質の鰹節(かつおぶし)。背肉のほうを雄節(おぶし)・背節(せぶし)、腹肉のほうを雌節(めぶし)・腹節(はらぶし)という...
ぼうしつ‐けっせつ【房室結節】
心臓の拍動を起こす刺激伝導系の一。右心房の冠静脈の開口部よりやや右にある特殊な心筋。洞結節からの刺激を受けて、下方のヒス束に伝える。洞結節に障害があると代わって自動的に興奮し、刺激を伝える。
まがき‐ぶし【籬節】
江戸時代、明暦・万治(1655〜1661)のころの流行歌。大坂新町の遊女まがきが始めたという。
ばっ‐せつ【末節】
⇒まっせつ(末節)
まっ‐せつ【末節】
1 物事の本質的でない部分。「枝葉—」 2 晩年。晩節。