わかち‐がき【分(か)ち書(き)】
1 文や文章をわかりやすくするため、語と語、あるいは文節と文節の間をあけて書くこと。また、その書き方。分別(ぶんべつ)書き方。放ち書き。 2 2行に分けて書くこと。本文の間に注などを書き入れると...
わか・れる【分(か)れる】
[動ラ下一][文]わか・る[ラ下二] 1 一つのものが二つ以上になる。べつべつになる。「道が四方に—・れる」「二手に—・れて敵を追う」 2 一つのものがいくつかに区分される。「三章節に—・れる」...
わ‐かん【倭館/和館】
15世紀、李氏朝鮮が日本使節の接待および貿易管理のため、漢城(ソウル)・乃而浦(ないじほ)・釜山浦・塩浦に設けた建物。三浦(さんぽ)の乱により閉鎖されたが、1609年釜山浦に再設。
わがもの【我がもの】
端唄・うた沢節。一中節の都伝内の作曲といわれる。「我がものと思へば軽し笠の雪」という句を冒頭に、雪の夜、女のもとに通う心をうたったもの。幕末ごろ、京坂地方で流行、江戸にも広まった。
わくんのしおり【和訓栞】
江戸後期の国語辞書。93巻。谷川士清(ことすが)編。安永6〜明治20年(1777〜1887)刊。3編からなり、前編には古語・雅語、中編には雅語、後編には方言・俗語を収録。第2音節までを五十音順に...
わけ‐て【分けて/別けて】
[副]とりわけ。特に。格別。わきて。「どの季節も好きだが、中でも—秋がいい」
わ‐さん【和讃】
仏教の教義や仏・菩薩(ぼさつ)あるいは高僧の徳などを、梵讃・漢讃にならって、和語でたたえるもの。七五調の4句またはそれ以上を一節とし、曲調をつけて詠じる歌。平安中期から流行した。
わざ‐まえ【業前】
腕前。てなみ。技量。「年若といえども—に於ては」〈和田定節・春雨文庫〉
わ‐しょく【和食】
日本風の食事。新鮮な魚介や野菜を用い、材料の持ち味を生かして調理すること、器の種類や盛り付けにも趣向を凝らすこと、季節感を重んじ、年中行事とも深い関わりをもつことなどが特徴。日本料理。⇔洋食。 ...
わすれ‐ね【忘れ音】
時節を過ぎて鳴く虫の音。